「便利」よりも大事なもの。

先日、「エシカルマルシェ」なるイベントに、友人に誘われ行って来ました。
決して大々的ではない、街角の小さなカフェでのイベント。聞けば店主さんの試みに賛同した、同じく飲食店などを近隣で営む方々が集まって出店されているとのこと。
お総菜をはじめ、お茶や調味料などすべての品を「はかり売り」で販売するというマルシェ。買いに来る人は家からタッパーや空き瓶などを持参して、そこにお店で詰めてもらう、という仕組み。
私もこんな容器を持って出かけました。


いざ友人とマルシェ会場へ。阪急今津線沿線の小林駅と仁川駅の間にある”KRAM“というカフェです。お店の駐車場は無いので(近場にコインパーキングあり)、友と語らいながらウォーキング。
店内に入ると、ヘルシーで美味しそうなお総菜がいっぱい!

こんな感じで、タッパーにたっぷり詰めてもらいました。


茶葉やコーヒー豆、スパイスや調味料なども量り売りしてくれます。

チャイなどのドリンクも、マイカップに。

プラスチックやラップで梱包された商品をポンポンとレジかごに入れるシステムに慣れてしまっていた私たちには、少し不便で時間はかかったけれど、一切のゴミを出さなかった清々しさ!
出店者の方々も、慣れない会計システムに四苦八苦されていたようでしたが、ぜひ今後もこのようなイベントを続けていただけたらなぁと思います。

大型店舗でも、例えば京都にできた日本で初めてのゼロ・ウェイストスーパー「斗々屋」など、本格的に脱プラスチックやサスティナブルな品揃えに取り組むお店が日本でも増えて来ているようです。
なかなか、忙しい方には向かなかったり割高だったりとまだまだ課題も多く、一般的に普及するには時間がかかりそうですが…
私などは時間にも生活にも余裕がある?ほうだと思うので、できる人から率先して、こういった店舗やイベントに足を運んでいけたら。
それが少しずつでも消費者の声となって、さらに買いやすい仕組みやこなれた価格など、一般に利用しやすい形態に繋げていけるのではないかと期待しています。